STMicroelectronicsは、住宅、商業施設、産業、玩具やゲーム、パーソナル・ヘルスケアからインフラストラクチャまで、あらゆる分野においてインターネットに接続されるスマート機器の普及を加速させることを目指した次世代Bluetooth Low Energy(BLE)アプリケーションプロセッサ「BlueNRG-2」を発表した。
同製品は、高い電力効率を実現したプログラマブルプロセッサならびにスタンバイモードなどの低消費電力機能、そして高いRF信号強度などの特徴に加え、256KBのフラッシュメモリを搭載しているため、外付けメモリの削減によるシステム設計の簡素化を図ることを可能としている。
また、Bluetooth 5に準拠しており先端のセキュリティ、プライバシー保護、高速データ通信用のパケット長拡張といった拡張機能もサポートしている。
なお、同製品は、32ピンのQFNパッケージですでに、1000個購入時の単価約1.95ドルで入手が可能となっているほか、年内には48ピンのQFNパッケージと、2.6mm×2.7mmのWLCSPパッケージがオプションとして追加される予定となっている。