東日本電信電話(以下、NTT東日本)は7月4日、クラウド型デジタルサイネージサービス「ギガらくサイネージ(動画プラン)」について、観光や災害対策分野などで活用可能な新機能を7月10日より提供開始すると発表した。
同サービスは、画像や動画、Webコンテンツなどさまざまなコンテンツを、ディスプレイへ表示できるクラウド型デジタルサイネージサービス。
今回追加した新機能は、「リアルタイム配信機能」と「Webコンテンツの変換機能」「コンテンツ登録配信補助機能」「外部コンテンツ連携機能」の4つとなる。
「リアルタイム配信機能」では、配信サーバとセットトップボックス(以下、STB)間の双方向通信を実現するプロトコル「WebSocket」を採用し、配信サーバ上でのコンテンツ等の更新を即時にSTBへ伝え、配信することが可能になる。
また、「Webコンテンツの変換機能」では、Webページをあらかじめ設定したテンプレートに合わせ、最適なデジタルサイネージコンテンツのサイズへ変換し配信できる。オートスクロールにも対応しているため、既存のホームページ等のコンテンツを有効活用することも可能だ。
「コンテンツ登録配信補助機能」では、画面分割や割り込みテロップの挿入などが簡単に行える。コンテンツの管理・編集に加えて、複数のSTB・ディスプレイに対する配信スケジュールの設定も可能で、複数拠点への一斉周知・連絡を簡単に行うことができる。
「コンテンツ登録配信補助機能」では、顧客が用意した独自コンテンツのほかに、ニュースや天気予報、緊急時には災害情報等、第三者が作成している外部コンテンツとの連携が可能となる。