LIXILは、単結晶セルを採用したソーラーパネル「Eシリーズ」を受注開始したと発表した。
「Eシリーズ」は、発電効率を向上させたことにより、単結晶セルで290Wと、高い発電量を実現したソーラーパネル。サイズは標準サイズの「Fサイズ(1640×992mm)」と、その約80%の大きさの「Sサイズ(長辺1324mm)」をラインアップしており、2種類の大きさを組み合わせることで、敷設面に無駄なくパネルを敷き詰めることができ、発電量の大幅アップに貢献するという。
同シリーズは、屋根一体型太陽光発電システム「ソーラールーフ」や、軽量なアルミ部材で屋根への重量負担を軽減したアルミ架台「ソーラーラック」のほか、金属折板屋根に取り付けられる軽量ソーラー架台「ソーラーベース」に対応し、戸建住宅やオフィス、工場など、様々な場所へ設置できる。価格例は、「ソーラーラック Eシリーズ」3段6列(出力5.22kW)の場合、 280万3,000円から(税別、カラーモニター・架台・配線材・設置工事費は含まれない)。
なお、「Eシリーズ」は、ソーラーパネルの出力保証が同社最長の25年、システムの保証期間は15年となっている。同シリーズの発売により、同社の太陽光発電システムは、「デイズシリーズ(300W)」、「Eシリーズ(290W)」の2シリーズのソーラーパネルから選べるようになる。