Sierraが対象となっているが、今後のアップデートでより古いバージョンに関してもドキュメントを提供すると説明している。
Sucuriは6月27日(米国時間)、「Personal Security Guide - Windows and macOS」において、個人レベルで実施できるセキュリティ対策を紹介した。現行の最新バージョンであるWindows 10とmacOS Sierraが対象となっているが、今後のアップデートでより古いバージョンに関してもドキュメントを提供すると説明している。
- ディスクのフォーマットを再インストールを実施してマルウェアに感染していないフレッシュな状態にする。再インストール後にはオペレーティングシステムおよびアプリケーションを最新の状態にする
- ログインには強いパスワードを使い、かつ、半年おきに変更する
- スクリーンセイバーの起動時間を短くするとともにパスワードによるロックをかける
- 使っていないソフトウェアはアンインストールする
- 一般ユーザでマシンを利用し、管理者ユーザでは利用しない
- システムに搭載されているセキュリティ機能を有効化する
- バックアップを実施する(VeraCrypt、SpiderOak/SpiderOak ONE、Bitlocker)
- アンチウイルスソフトを利用する
- ファイアウォールを活用する(Little Snitch、Little Flocker、Comodo firewall)
- ディスク暗号化機能を利用する(FileVault、VeraCrypt、Bitlocker)
- その他: 仮想マシンの活用、CCleanerやBleachbitを使った不要なファイルの削除、VPNの活用
ちなみに、フォーマット後にアプリケーションを再インストールする際に便利なツールとして、 Mac向けに「MacApps」Windows向けに「Ninite」を薦めている。
サイバー攻撃の実施者はさまざまな方法でマルウェアへの感染を試みるので、いくつもの対策を講じておくことは意味がある。