CNBCに6月22日(米国時間)に掲載された記事「McDonald's hits all-time high as Wall Street cheers replacement of cashiers with kiosks」が、ファーストフードチェーンのMcDonaldが2017年末までに2500店舗に対して「エクスペリエンス・オブ・ザ・フューチャー(Experience of the Future; 未来の体験)」と呼ばれる店舗改装を実施し、改装の一部としてセルフレジ「セルフオーダーキオスク」が導入されることになることを取り上げた。
CowenはこうしたMcDonald'sの計画を受けて2018年における同一店舗の売上成長率を2%から3%へ上方修正した。また、こうした取り組みが成長を期待させることから、同社の株価は一時最高値を記録している。利用者はキオスクを操作してセルフで注文を済ませることができる。今後こうした形態のキオスクの導入が進むものと見られる。
McDonaldで導入が進められているデジタルキオスクは大型のタッチパネルスクリーン状のもので、画面を見ながら商品を選択して注文する仕組みになっている。同様のデジタルキオスクは日本マクドナルドもいくつかの店舗で試験的に導入している。記事では、日本マクドナルドが今後どの程度デジタルキオスクを導入するかについては言及されていない。