ビジネスチャットツール「チャットワーク」を提供するChatWorkは6月23日、チャットワークのモバイル版アプリ(iOS/Android)が「ビジネスプラン」および「エンタープライズプラン」を対象に、「ChatWork Live」の音声通話に対応したと発表した。
「ChatWork Live」とは、チャットワークの「音声通話」「ビデオ通話」「画面共有」機能の総称。チャットワークは2013年5月よりブラウザ版で「ChatWork Live」の提供を開始し、モバイル版アプリにおいては2014年1月に提供したが、改善の余地があったため、モバイル版アプリでの提供を一時停止していた。
今回のモバイル版アプリの音声通話対応では、「WebRTC」を採用し、複数人で会話をすることを可能にしている。「ChatWork Live」の音声通話を利用すれば、デバイスや通信キャリアなどの端末環境に関わらず、複数箇所間での仕事の打ち合わせや緊急の確認案件でも、シームレスな通話体験ができるようになるという。また、通話を着信した場合には、モバイル版アプリとデスクトップ版で同時に着信を受信するため、どちらのデバイスで応答するかを選択することができる。
今後は「パーソナルプラン」を利用しているユーザーにも「ChatWork Live」の音声通話を提供する予定だ。