集合住宅の特性を活かしたサービスの開発や提供を行うファミリーネット・ジャパンは、IoTを活用したスマートロックを活用した内見予約サービスを7月1日から販売する。

引越の際には、物件の実際の部屋の様子を確認するために"内見"を通常行う。引越を希望する側としては、長期にわたり生活を営む住まい。"今すぐ見たい"、"仕事帰りに見たい"などこちらの都合で要望を伝えるが、提供する不動産管理会社や仲介会社では日時のセッティングと鍵のやりとりなど大変煩雑な業務が短期間になだれ込む。

スマートロック操作イメージ(同社資料より)

東京電力グループのファミリーネット・ジャパンは、集合住宅の特性を活かしたサービスの開発や提供を行う企業で、マンションなど集合住宅の入居者の満足度を高めるサービスを提供している。同社が21日に発表した内見予約サービスは、IoTを活用したスマートロックと独自開発の内見予約システムをセットにするもの。インターネット上で予約すると時限式の電子キーがスマートフォンへ届くため、管理会社を訪問せずとも内見できる。また、不動産管理会社もデータベース上で効率的に管理でき、鍵の受け渡しが不要になるためスマートな内見が可能になる。

システムのイメージ(同社資料より)