LIFULLはこのたび、国土交通省が主体となって推進する「全国版空き地・空き家バンクの構築運営に関するモデル事業」の実施事業者として採択されたことを発表した。

これを受け同社は、地方自治体が募集する空き家・空き地と、それらの利活用を希望するユーザーをマッチングするサービス「LIFULL HOME’S空き家バンク」の構築を目指し、自治体向けの相談窓口も開設している。

同サービスは、各自治体が運営する空き家・空き地バンクの情報を集約する情報プラットフォーム。自治体に対して、空き家・空き地の情報を登録・編集・公開できる管理システムを無償開放する。

これにより、各自治体が個別に公開している空き地・空き家バンクを全国で一元化されるほか、物件の利活用を希望するユーザーは、統一されたフォーマットで検索・比較できるようになる。

なお、同サービスは2017年夏から順次提供開始予定。サービス提供開始に先立ち開設した自治体向けの相談窓口では、同サービスに関する各種相談を受け付けていく予定だ。