Vivaldi Technologiesは6月15日(ノルウェー時間)、「Vivaldi takes Start Pages to next level|Vivaldi Browser」において、Vivaldiの最新版となる「Vivaldi 1.10」の公開を伝えた。Vivaldi 1.10ではスピードダイヤルのカスタマイズ性が向上したほか、これまでセパレートウィンドウでしか表示できなかった開発者ツールをウィンドウに統合できるようになった。
新規タブページや新規ウィンドウに表示されるページには、ブックマークに相当するUI/UXが用意されている。VivaldiにはOpera時代に登場したスピードダイヤルに相当するUI/UXが用意されているが、Vivaldi 1.10からはこのスピードダイヤルに表示されるドックに任意の画像やGIFアニメーションデータを設定できるようになった。これまでスピードダイヤルページのカスタマイズ性はそれほど高くなかった。Vivaldi 1.10からはユーザーが好みの画像を設定できるようになっている。
Vivaldi 1.10ではダウンロードデータを名前、サイズ、日付などで整列表示できるようになったほか、画像表示の切り替え機能、クイックコマンドの改善、アドレスバーにおけるブックマークや履歴の機能の統合などが実現されている。Vivaldiはユーザーのカスタマイズ性を高める開発を進めている。