レッドブル・エアレース千葉大会、またの名を「空のフェス」とも言うこの大イベントでは、エアレース以外にもさまざまな催しが行われた。

零戦とDC-3、夢の競演は土曜と日曜で大きな違い

メディアではエアレース本体より話題になっていた? 零戦とDC-3の飛行展示。機体の詳細は、レッドブル・エアレース飛来より前に筆者が取材しているので、そちらの記事も併せて見て頂きたい(零戦レポートDC-3レポート)

両機は6月3日と4日の両方で飛来したが、時間帯が異なるためかなり違う雰囲気になった。3日は夕方の神々しい空をバックに、DC-3は低空で悠々と3周回飛行。零戦はあえて車輪を出した状態でエアレースのゲート近くを超低空飛行し、あたかもエアレースに出場するかのような光景が見られた。

(C) 大貫剛

4日は昼に飛行したため、アニメ「風立ちぬ」のポスターを思わせる夏空をバックにした飛行になった。零戦は今度は車輪を格納し、コックピットの風防を開けるサービスまで見せてくれた。

(C) 大貫剛

(C) 大貫剛

お待たせしました! エアレースクイーンのお姉さん画像全員紹介!

エアレースクイーンは、普段はスーパーGTなどで活躍しているレースクイーンとのことで、「エアレースクイーンコンテスト」の会場ではファンの方々から名前コールで声援が上がっていた。

会場内特設ステージではコンテストとトークショーを開催。選手は知らないけどレースクイーンの名前は知っているというファンもいたかも? (C) 大貫剛

続いてハンガー(格納庫)でのエアレースクイーンたちを一挙、ご紹介しよう。また、ちょうどパイロットがいたハンガーではツーショット写真なども撮らせていただくこともできた。

浦安市総合公園に設けられた特設飛行場。ハンガーの並び順は第2戦サンディエゴ大会までの年間総合順位だ (C) 大貫剛

レッドブルチーム ソンカ(所属はマルティン・ソンカ選手) (C) 大貫剛

マティアスドルダラー レーシング(所属はマティアス・ドルダラー選手) (C) 大貫剛

チーム ファルケン(所属は室屋義秀選手) (C) 大貫剛

チーム ベラルデ(所属はファン・ベラルデ選手) (C) 大貫剛

ピーターポドランセック レーシング(所属はピーター・ポドランセック選手) (C) 大貫剛

チーム マクロード(所属はピート・マクロード選手) (C) 大貫剛

チーム ハミルトン(所属はニコラス・イワノフ選手) (C) 大貫剛

チーム グーリアン(所属はマイケル・グーリアン選手) (C) 大貫剛

チーム チャンブリス(所属はカービー・チャンブリス選手) (C) 大貫剛

チーム シュピールベルグ(所属はペトル・コプシュタイン選手) (C) 大貫剛

クリスチャンボルトン レーシング(所属はクリスチャン・ボルトン選手) (C) 大貫剛

FLV レーシング チーム(所属はフランソワ・ルボット選手) (C) 大貫剛

マット ホールレーシング(所属はマット・ホール選手) (C) 大貫剛

ブライトリング レーシング チーム(所属はミカエル・ブラジョー選手) (C) 大貫剛

エアレースクイーンの皆さんに、レースクイーンとの違いを伺ってみると「レースクイーンは競技中ずっとピットにいて、ピットイン中は選手に日傘をさしたりするのですが、エアレースではそういう場面がありません。ファンにピットエリアへ来てもらえないのも残念」とのことで、活躍の場が限られるようだ。

またエアレースには初参戦という方も多いようで、感想を伺うと「エアレースは、観客席からコース全体を見渡せるところが違いますね。とにかく速く走ることを競うモーターレースと違って、エアレースは機体の姿勢などもポイントになる(ペナルティタイムが加算される)ところが面白いと感じました」と、さすがレースクイーン、目の肥えたコメントをいただくことができた。

ツーショット写真をお願いされたパイロットの皆さんはどなたも「それは素晴らしいリクエストだね!」と笑顔で応じて下さった。中でも2人揃って最高の笑顔を頂いたこの1枚が、筆者の「エアレースクイーン2017」べスト写真! (C) 大貫剛