サイバーエージェントのアドテク分野における開発を行うアドテクスタジオは、事業の拡大をグローバルブランドのブランドマーケティングをサポートするサービスの開発強化を目的として、アドテクスタジオのシンガポール支部を6月15日より設立すると発表した。

東南アジア全体でのデジタル広告の成長率は非常に高い。さらに今後、デバイスとインターネットの拡大により更なる経済成長が見込まれる。それに伴い、グローバルブランド広告の出稿ニーズの高まりが想定されている。

このような背景のもと、アドテクスタジオでは数多くのグローバル企業が拠点を置くシンガポールにブランディングテクノロジー専門の開発部門を設立し、CPA(Cost Per Action)やCPI(Cost Per Install)を指標とする従来のDSPでは解決できなかった課題をカバーする、グローバルブランド広告に適したサービスの開発を行う。また、現地に開発拠点を設立することにより、グローバルブランドを展開する企業や広告代理店のニーズを直接サービスに反映させていくという。

アドテクスタジオは2013年に設立。現在では5つの子会社を包括し、約180名のエンジニアによって、RTB広告を支えるSSPやDSP、DMPなど約20サービスを提供している。