ヒューマンテクノロジーズは6月14日、クラウド勤怠管理システム「KING OF TIME(キングオブタイム)」の定期バージョンアップにおいて、「工数管理機能」と「勤務間インターバル管理機能」を新たにリリースし、政府が推進する「働き方改革」への取り組みにより力強く対応する。
KING OF TIMEは、PCとインターネットだけで勤怠管理を行うことができるクラウド勤怠管理システム。スマートフォンを利用したGPS認証、ICカードによる認証、指静脈や指紋による生体認証などタイムレコーダー機器・アプリを用意している。また、企業ごとの専任担当による導入サポートや、専門スタッフによる高度なヘルプデスクなどのヒューマンサービスを標準で提供する。
今回、労働の中身を可視化する「工数管理機能」を追加。従業員ごとに日単位、月単位で管理している従来の勤怠管理項目に任意の補助項目を追加して、プロジェクトごとの工数管理が可能になった。
新たに追加した項目には、プロジェクト名などを設定し、業務にかけた時間を記録していくことで、日単位、月単位の工数管理を行う。プロジェクトごとの工数を可視化することで、コスト管理や労働評価などに利用できるだけではなく、働く人にとって最適の業務態勢を実現する基礎データを管理できるようになる。
また、インターバル管理を可視化する「勤務間インターバル管理機能」を追加。あらかじめ退勤から次の出勤までの時間数(勤務間インターバル)を設定しておき、これに違反した日数を「インターバル不足回数」として月ごとにカウントして勤怠管理項目として表示する。また、個人ごとのタイムカード集計表でも確認することができる。
提供価格(税別)は、月額300円/ID。初期費用は無料。