欧州系最大の戦略コンサルティングファームの日本法人ローランド・ベルガーとシステム・ベンダーであるドリーム・アーツは6月13日、生産性向上に向けたソリューションにおいて業務提携すると発表した。

ローランド・ベルガーは製造業を中心としたコンサルティング事業を国内外で展開するコンサルティングファーム。特に国内においては、対話を通じて企業や個人が保有しているさまざまなノウハウや技術などの「暗黙知」を見える化する、日本型イノベーション「和ノベーション」を提唱している。

一方ドリーム・アーツは、働き方改革の鍵となる「生産性向上」を進めるソリューションとして、エンタープライズに特化したビジネスチャットサービス「知話輪(ちわわ)」を提供している。意思決定の在庫削減やすきま時間の有効活用、メールの大幅削減などを実現し、働き方改革を現場から支援するという。

両社が提携し、ローランド・ベルガーが持つ生産性向上コンセプトの立案能力と、ドリーム・アーツが持つ対話インタフェースのソリューションを活用することで、双方の顧客企業に対して現場からの生産性向上を実現できるとしている。今後は、両社共同で、働き方改革を実現するためのソリューションを開発していくとのことだ。