フリービットの子会社であるフリービットインベストメントは6月9日、ビジネスパーソンに向けた資格取得のためのオンライン講座「通勤講座」を提供するKIYOラーニングに出資したと発表した。今回の出資を通じ、拡大が見込まれるeラーニング市場でのKIYOラーニングの事業展開を支援していく。

KIYOラーニングは「ミッション(学びを革新し、誰もが持っている無限の力を引き出す)」「ビジョン(世界一学びやすく、分かりやすく、続けやすい学習手段になる)」を掲げ、学習サービス/コンテンツを提供しており、現在はBtoC事業として累計有料会員1万5000人が利用するスマートフォンやタブレットに特化した資格取得のためのオンライン講座「通勤講座」を展開している。

KIYOラーニングでは、今回の出資を受け「通勤講座」の講座ラインナップを拡充するとともに、法人向け教育市場にも参入し、新たなサービスを展開する。法人向けサービスの第1弾としては、0円から始められる社員教育クラウドサービス「AirCourse(エアコース)」を2017年7月から提供を開始する予定だ。

一方、フリービットインベストメントではフリービットグループの中期事業方針「SiLK VISION 2020」を見据え、新規事業領域のスタートアップ企業への出資を積極的に進めるほか、「ネットワークリーチャビリティ」「クラウドソリューション」領域のほか、「ITリテラシー」領域も投資ポートフォリオとしており、フリービットグループを通じた教育領域における取り組む方針だ。