ジェネラル・サービシーズとRPAテクノロジーズは、企業内でRPA(Digital Labor)を統括し、展開・運用を推進していく組織「Digital Labor部」の設立から運用までを総合的に支援するサービスの提供を開始すると発表した。
すでに、第一弾として、「Digital Labor部」の立ち上げを支援する「Digital Labor実践塾」を提供しているという。
両社は新サービスを提供する背景として、RPAの活用事例や導入における方法論、技術情報といった関連情報が散在しており、多くの企業が個々の情報網を頼りに試行錯誤を重ねている状況にあり、企業においてRPAを展開していくには、その本質を正しく理解した上で、活用を検討・実行していくことが不可欠なためとしている。そして、近い将来、企業において「Digital Labor部」といったRPAの活用を推進する専門組織が必要になると考えているという。
「Digital Labor部」は、ヒトの採用を担当する人事部が存在するように、RPAの効果的な活用を推進する専門組織で、導入・活用におけるナレッジを蓄積していく。
「Digital Labor実践塾」では、RPAの導入に向けた業務調査・分析から導入アセスメント、およびパイロットロボットの構築までをクライアントと共に実践し、今後の「Digital Labor部」の体制構築を視野に入れた支援を行うPoCサービス。従来のパイロットロボット構築だけのPoCとは異なり、検討対象組織における業務調査・分析から導入アセスメント、ロボット構築までの流れをクライアントと共に実践することを重視したサービスとなっており、クライアントメンバーも参画することで、RPAの特性や導入方法論を理解してもらい、将来の「Digital Labor部」設立を推進していく支援を行う。