PTCジャパンは、PTCのグローバルIoTテクノロジービジネスイベントであるLiveWorx 17において、インダストリアルIoTプラットフォームの最新版「ThingWorx 8」をリリースすることを発表した。正式リリースは、6月8日(米国東部標準時)を予定。
「ThingWorx」は、インダストリアルIoTソリューション開発において、フィジカルとデジタルの融合が生み出す価値を短期間かつ完全に実現するソリューション。インダストリアルIoTを利用したスマート・コネクティッド・オペレーションや製品、ソリューションの開発に幅広く利用されている。
今回アップデートした最新版 ThingWorx 8では、ネイティブのプラットフォーム機能として、インダストリアルコネクティビティや異常検知、主要クラウドベンダーに対応するより高度なクラウドサポートを提供するという。特にインダストリアルIoTアプリケーションをすばやく簡単に開発、展開、拡張するために設計されたものだとしている。
さらに、ThingWorx 8が提供する「ThingWorx Studio」は、Microsoft HoloLens用AR体験の作成やパブリッシュをネイティブでサポートし、コンテンツ作成者開発者がプログラミングなしでAR体験をすばやく作成、展開、消費するためのオーサリング環境となっている。