システムリサーチは、顧客の属性や接触履歴を記録・管理する同社のCRMソリューション「WArm+(ウォームプラス)」と、ピー・シー・エー社の販売管理システムである「PCA商魂DX」を連携させるサービスを2017年7月3日にリリースすると発表した。

同サービスは、WArm+にPCA商魂DXのデータを表示するというもの。PCA商魂DXの得意先台帳や購入履歴を、クラウドサービスであるWArm+で活用することができ、外出先の営業担当がタブレットなどで顧客の情報を確認したり、前回の購入履歴を確認したりといった運用が可能になるという。

また、電話をコンピューターシステムの一部として統合させることが可能な「CTIコネクテル」を連携させれば、PCA商魂DXで登録された得意先からの電話着信時に会社名や担当者名を表示させることができるため、電話受注時のサービス向上に期待できるという。

同社は、現在IBMが提供するAI「Watson」を活用したサービスの提供や導入コンサル、アプリ開発などに着手しており、WArm+とWatsonの連携も進める予定だという。今後は、WArm+をさまざまなソリューションと連携させ、クラウドサービスのさらなる能率化と利便性向上を目指すとしている。