KDDIは、ビジネスコミュニケーションを統合したクラウドサービス「Cisco Spark with KDDI」の申し込み受付を7月3日より開始し、7月24日から提供を開始すると発表した。併せて、簡単にビデオ会議を始められる「Cisco Spark Board」などの各種ビデオ会議デバイスの提供も開始する。

これは、4月13日発表したシスコシステムズとの協業に基づくもの。

協業を発表したシスコシステムズ 代表執行役員社長 鈴木みゆき氏(右)とKDDI 取締役執行役員常務 東海林崇氏(左)(4月13日の記者会見にて)

「Cisco Spark with KDDI」は、ビデオ会議、アプリ間通話、チャット、ファイル共有・閲覧などのビジネスコミュニケーションツールが統合されたクラウドサービス「Cisco Spark」を、月額課金サービスとして提供するもの。最大200名までがビデオ会議に参加できるライセンスを月額8,000円で提供する。

会議デバイス「Cisco Spark Board」を利用すれば、スマートフォンやパソコンとのワイヤレス接続により、ビデオ会議を開始でき、ビデオ会議参加者はID不要なため、自社内だけではなく取引先とのビデオ会議にも活用できる。

「Cisco Spark with KDDI」は、会議の録画/保存、アプリ間通話、プロジェクトごとのチームワークスペース作成、チャット、テキスト、ファイル、動画の共有/閲覧、ホワイトボード機能を利用できる。