31日(現地時間)、MicrosoftはMicrosoft PlannerのiOS版/Android版を新たに公開し、iOS版Microsoft Visio ViewerがIntune MAM for iOSに対応したことを発表した。
各公式ブログ(*1*2)の説明によると、チームによるタスクの整理と割り当てや進捗状況の共有などを行うMicrosoft Plannerモバイルアプリケーション版は、Office 365 Enterprise E1-E5、同Business Essentials、同Business Premium、およびEducationサブスクリプションユーザーが利用可能。執筆時点で日本語版は用意されていなかった。同社は今後数カ月以内にプッシュ通知や新しいプランの作成、Microsoft Intuneとの統合を追加する予定だと説明する。
Microsoftは以前からiOS版Microsoft Visio Viewerをリリースしていたが、業務に必要なアプリケーションの展開やデバイスの管理、コンテンツの管理を行うIntune MAM(モバイルアプリケーション管理ポリシー) for iOSに対応することで、安全性が高まると同社は説明した。また、MDM(モバイルデバイス管理)登録の有無にかかわらず、利用可能なアプリケーションレベルのデータ保護ポリシーなど、Intune MAMが供えるすべての機能をサポートする。これらを利用することで、アプリケーションの暗号化やアクセス制御、アプリケーションレベルの選択的な消去、コピー/ペースト/保存といった操作制限ポリシーが可能になる。
阿久津良和(Cactus)