日立ソリューションズは5月31日、ファイルサーバのデータ移行の計画立案から実行までをワンストップで支援する「ファイルサーバデータ移行サービス」を6月1日から提供開始すると発表した。
同サービスの最大の特徴は、同社がこれまで大規模ストレージやファイルサーバにおけるデータ移行のノウハウを基に開発した「データ移行ソフトウェア」を活用することで、データ移行に伴う業務停止時間を従来の約25%に抑えることができる点。
同ソフトは、事前検証機能により、ファイルへのアクセス権などの確認を行うほか、実行時は差分コピーの並列実行を行う。
同サービスでは、同社の経験豊富なエンジニアが、要件定義から事前検証、リハーサル、移行設計、データ移行、移行後の整合性検証までのプロセスをワンストップで実施し、データを確実に移行することで、トラブルの発生リスクを軽減するとしている。
また、構成や機種などさまざまなファイルサーバの組み合わせ(SMBプロトコルをサポートしているファイルサーバ製品が対象)や、クラウド環境への移行にも対応する。
提供価格は、データ容量が5テラバイトで250万円から(税別)。