クラスメソッドは5月29日、ビッグデータ分析基盤構築のプラットフォーム「カスタマーストーリーアナリティクス(CSアナリティクス)」のサービス改定を実施し、新たにビジネスインテリジェンスツール「CSアナリティクスサーバー/デスクトップ」をバンドルして提供すると発表した。

CSアナリティクスとは、販売データ(POS)や行動ログなど、企業に存在する多様なデータを集約し、さまざまな角度から顧客理解を深めるビックデータ分析基盤を提供するプラットフォーム。従来、多くの費用と開発期間を必要としてきたビッグデータの分析基盤をテンプレート化し、最短1カ月で導入可能できる。インフラにはAWSクラウドを活用し、柔軟かつスケーラブルな環境を実現する。

今回、CSアナリティクスに同梱するソフトウェア「CSアナリティクスサーバー/デスクトップ」は、エンタープライズ級のアナリティクスプラットフォームのTableauを活用したものだ。それぞれ顧客のスタイルに合わせてAmazon RedshiftやPostgreSQL、またCSVなどのテキストファイルとの接続をサポートし、多彩なデータの分析を可能にする。

また、EC向けAPIプラットフォーム「カスタマーストーリーコマース(開発中)」を始めとする同社APIプラットフォームシリーズのログデータをCSアナリティクスに統合することで、データ分析がよりスムーズなものになるという。

提供価格(税別)は、初期費用が150万円から、システム利用料が月額20万円から、AWS利用料が月額9万円から。