XYZプリンティングジャパンは、同社の3Dプリンター製品を「Windows 10 Creators Update」に対応させる無料アップデートの提供を開始したことを発表した。
3Dモデリングソフトウェアは、初心者では操作が難しいうえ、印刷前にSTL拡張子に変換するファイル変換中に、オブジェクトの破損によって変換に失敗することがあった。
マイクロソフトが先日リリースした「Windows 10 Creators Update」では、Windows 10が3Dモデリングに適したプラットフォームとなり、付属の「ペイント3D」を使って簡単に3D作品を編集することや、印刷サービスや3Dプリンター経由で印刷することが可能になっている。
さらに、マイクロソフトが提供するオンラインコミュニティ「Remix3D.com」では、3D作品の公開、検索、共有できるなど、誰でも簡単に3Dコンテンツを楽しむことができる。
今回、XYZプリンティングの3Dプリンター製品が「Windows 10 Creators Update」へ対応する無料アップデートを適用することで、「ペイント3D」で編集した3D画像を変換することなく、同社の3Dプリンターで印刷が可能となるという。
XYZプリンティング代表取締役社長兼新金宝グループCEOの沈軾榮氏は、「XYZ プリンティングの理念は、子供やクリエイター、専門者のすべての 人々へ簡単に印刷できる 3D プリンターを届けること。3D 印刷を手に届か ないハイテク技術ではなく、難しさや価格を下げ、誰でも気軽に使用できるツールとして普及・発展させることに力を注いでいます。」と述べている。