CData Software Japanは5月24日、サイボウズのクラウドアプリ開発ツールkintoneのデータと各種ツール間のシームレスな連携を実現する「CData Drivers for kintone」、および「CData Drivers for Access」の製品版をリリースすると発表した。
リリースエディションは、JDBC Driver、ODBC Driver、ADO. NET Data Provider、Excel Add-In、BizTalk Adapter、SSIS Componentの6種類。
CData kintone Driversでは、kintone APIをテーブル型にモデル化し、カスタムアプリにも動的にテーブル検出・取得が可能。BI、帳票、ETLツールやIDEからのkintoneデータ連携を容易に実現できる。標準SQLを使ってのCRUD(作成、読み出し、更新、削除)処理にも対応している。
Microsoft OfficeツールであるAccessは、データベースツールとしての利用に加え、Javaアプリケーションのデータソースの一部として使われているケースが多くある。しかしJava 8以降、JDBC-ODBCブリッジが提供されなくなったため、JavaアプリケーションからAccessへの接続がサポートされず、Java最新版へのアップデートをためらったり、Accessからデータベースの移行を余儀なくされているユーザー企業が存在しているという。
CData JDBC Driver for Accessを使うことで、カスタムJavaアプリケーションや、JDBCを使うBI、帳票、ETLなどのツールからMicrosoft Accessへのシームレスな接続が可能になる。
年度サブスクリプション(Desktop)ライセンスと税別価格は以下の通り。
エディション | kinotne | Access |
---|---|---|
ADO. NET Data Providers | 9万8000円 | 14万円 |
ODBC Drivers | 3万2300円 | 4万6200円 |
JDBC Drivers | 5万8800円 | 8万4000円 |
Excel Add-Ins | 1万9600円 | 2万8000円 |
なお、サーバライセンスや組み込みライセンスなどについては個別対応となる。