5月19日(現地時間)Microsoftは、Microsoft Azure上で動作する仮想マシン(VM)の価格を最大7パーセントまで値下げしたことを公式ブログで発表した。例えば日本の東日本リージョンでメモリーの最適化を施したD11 v2 Promoインスタンス(2コア、メモリー14GiB、ストレージ100GB)は12,142.08円/月で利用可能になる。
Microsoft「Azureをより魅力的な存在にするため、価格値下げを発表した。競争力のある価格で顧客に価値を提供するため、今後も定期的に価格を引き下げていく」(Microsoft C+E Business Planning Senior DirectorのBrian Hillger氏)と、価格改正理由を説明した。リージョン(地域)によって価格改正幅は異なり、米国東部のLinux VMは7パーセントまで値下げされるが、日本の東日本リージョンでは4.5パーセントの値下げとなる。これら最新のVM料金はこちらのWebページで確認可能。
さらにMicrosoftは今後数カ月内に次世代のDv3 VMが利用可能になることも明らかにした。Microsoft Azureは既報のとおり、南アフリカに進出したことで40リージョン(うち6リージョンはプラン発表)にまで拡大している。
阿久津良和(Cactus)