W3techsは2017年5月18日(ドイツ時間)、「Distribution of Content Management Systems among websites that use .gov」において、.govドメインを使用しているサイトにおけるCMS(Content Management System)の利用の割合を伝えた。.govは米国における政府機関や地方自治体が利用するドメイン。
公開された割合は次のとおり。
- Drupal 32.2%
- CivicEngage 19.0%
- WordPress 17.8%
CMSとしてはWordPressが世界中で最も広く使われていると言われている一方、DrupalはWordPressのユーザーよりもアドバンストユーザーが利用する傾向が強いと言われている。.govドメインではDrupalが32.2%と最も使われていることは、1つの傾向を示すものとして興味深い。
WordPressは全体としてのシェアも高いが、攻撃者によって脆弱性が狙われやすいプログラムでもある。いったん導入されたCMSはアップデートされずに使われることもあるが、こうしたソフトウェアは攻撃に利用されやすいことから、アップデートが提供された場合には迅速に適用することが推奨される。