ニールセン デジタルは5月17日、米国に加え、新たに日本を含む世界23市場でニールセン デジタル広告視聴率(Nielsen Digital Ad Ratings)によるTwitterモバイルキャンペーンの測定を開始した。

ニールセン デジタル広告視聴率とは、キャンペーンのパフォーマンスに関する独立した第三者測定指標として、Twitterのソーシャルプラットフォーム上の広告が、意図された視聴者にどれだけ効果的に到達したのかを測定するもの。

Twitterモバイルアプリ上で展開される広告キャンペーンの計測に、テレビに使用されている指標と同様の年齢や性別ごとの視聴者数、リーチ(到達率)、フリーケンシー(頻度)、GRPを用いて、広告主や広告代理店、媒体社に対しオーディエンス検証を提供する。

同サービスは、日本や米国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、中国、香港、インド、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、台湾、タイ、イギリス、フランス、ドイツ、アイルランド、イタリア、ポーランド、トルコ、メキシコ、ブラジル、プエルトリコの24市場で利用することが可能だ。

なお、日本でのサービス提供は、フェイスブックとのパートナーシップによって実現。日本で2400万人の登録者数を誇るフェイスブックのユーザー・データベースをパネルと見立て、その情報とニールセンの持つオンライン・パネルの情報を複合的に組み合わせることで、広告に接触したユーザーの性別や年齢層まで把握することができる。

調査結果は24時間以内にオンラインのインターフェイス上に表示され、企業は自社の広告キャンペーンの結果をすばやく把握することができるほか、必要に応じてキャンペーンの途中でも改善・最適化することが可能となる。