サイオステクノロジーは5月16日、オープンソースソフトウェア(OSS)のサポートサービス「サイオス OSSよろず相談室」にて、オープンソースのIT自動化フレームワーク「Ansible」の運用支援サポートを提供すると発表した。
「Ansible」は企業情報システムに必要な、アプリケーションおよびネットワークやロードバランシング、クラウドインフラに対する制御を含むシステムのデプロイメント、オーケストレーション、構成管理を容易に処理することができる機能を有している。
管理対象のサーバに特別なエージェントソフトウェアをインストールすることなく利用でき、YAML形式の書式でタスクを定義するため、最小限の手順だけで各種設定、構成、プロセスを自動化することが可能となっている。
「サイオス OSSよろず相談室」のサポート対象のOSSに「Ansible」を加えることにより、OSSを活用したシステム運用にIT自動化フレームワークの導入を検討する企業が抱える技術的な不安、サポートに対する不安を解決するとしている。
また、全社規模での情報システムの設定、構成、プロセスの自動化検討や、DevOps基盤を検討している企業が抱える、自動化の標準化および企業のコンプライアンス遵守などの課題に対しては、レッドハットが提供する「Ansible Tower by Red Hat」を技術支援も含めて提案する。
提供価格は1インシデント当たり1年契約で9万円(税別)から、最小購入単位は5インシデントとなっている。