Twitter社は5月15日、MoPubが日本で成果を出し始めたとの分析結果を公表した。MoPubは、モバイル広告の一元管理により、パフォーマンスの最大化を援助することができるMoPub社のサービスで、米国の広告業界では広く普及している。

モバイルゲームの広告に強みを持つDynalyst

2013年にTwitterに買収された同社は今回、スマートフォンゲームアプリに特化したダイナミックリターゲティングを提供するDynalystと手を組み、ミクシィのゲームアプリキャンペーンで協力した。MoPubの持つ、大規模なネイティブ広告の在庫やノウハウをDynalystが活用した結果、ミクシィのゲームアプリのキャンペーンで、MoPubを通したネイティブ広告の平均クリック率(CTR)が、Dynalystの全体のネイティブ広告在庫における平均CTRを167%上回るなどの結果を残した。

CTRなどで平均を上回る結果になった

ミクシィの瀧本晋也氏は、「質の高い利用者へのリーチを可能にし、また継続的なコミュニケーションができる点で、MoPubは非常に重要なパートナーである」と話している。MoPubは今後もDynalystと協力し、ゲームアプリのためのネイティブ広告の提供を行うとしている。