インフォテリアとアーティサンは5月15日、インフォテリアが提供するEAI/ESB製品「ASTERIA WARP」と、ランドスケイプが提供する企業データベース「LBC」を搭載したデータ統合ツール「uSonar」との連携機能を担う専用アダプター「uSonarアダプター for ASTERIA WARP」の提供を5月16日から開始すると発表した。
「uSonarアダプター for ASTERIA WARP」は、ランドスケイプが提供する日本最大(820万件)の企業データベース「LBC」を搭載したデータ統合ツール「uSonar」と連携し、顧客データの一元化が行える。ASTERIAの既存アダプターを選択して組み合わせることで、uSonarと外部システムとの連携は柔軟に対応できるようになり、顧客情報の正確性の向上・メンテナンスコストの削減を実現する。
また、アーティサンでは、ASTERIA WARP専用アダプター「Microsoft Dynamics CRM アダプター」も提供している。Microsoft Dynamics CRMと同製品を組み合わせることでさまざまな外部システムから登録された顧客情報・企業情報を一元化し、営業/マーケティング活動における活用や分析を行うことが容易になるという。
提供モデルは、通常ライセンスモデルとサブスクリプションライセンスモデルの2種類。1ライセンスあたりの提供価格(税別)は、通常ライセンスが50万円、サブスクリプションライセンスが月額2万5000円。
インフォテリアは今後、ASTERIA WARPの多様なデータソースとの連携機能を充実させていくことで、ビッグデータをはじめとするクラウド時代の高度なデータ活用を推進するとともに、企業がもつ顧客データや取引先情報などのデータクレンジング・名寄せといったデータクオリティ分野に対するニーズに対しても貢献できると考えているという。
特に、デジタルマーケティングの普及により、CRMとマーケティングオートメーションとの連携ニーズが増えてきていることから、そうした領域でのASTERIAシリーズの採用機会を高める上でビジネスニーズに合致するアダプター開発にパートナー企業とともに注力していくとしている。