デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(以下、DAC)と朝日新聞社、集英社の三社は5月10日、2017年1月から本格稼働を始めた「T JAPAN web」の新しいサービスとして「TJ BRAND STUDIO」の提供を開始した。
「T JAPAN web」は、ニューヨーク・タイムズが米国で発行する「T: The New York Times Style Magazine」の日本版として、2015年3月に朝日新聞社と集英社が共同で創刊したもの。
今回提供を開始する「TJ BRAND STUDIO」では、DACのテクノロジーを活用し、「T JAPAN web」のほか、朝日新聞社のデジタルメディア「朝日新聞デジタル」、広告主のオウンドメディア、ソーシャルなど各メディアに高品質なブランドコンテンツを最適なタイミングで配信することができる。
これにより、「T JAPAN web」のメディアブランドに共感するファンや、高感度なインフルエンサーへコンテンツを届けることで、潜在顧客への拡散も可能だ。
また、同サービスのクリエイティブディレクターにはT JAPAN編集長の内田秀美氏が就任。ブランドメッセージと日本市場のニーズに応える社会性、トレンドを組み合わせたコンセプト開発を行っていく。
今後は、さらにコンテンツマーケティング関連のサービスを拡充し、さまざまなニーズに対応できるソリューションの構築を目指すほか、デジタル領域におけるブランディング手法を確立させることで、メディアクリエイションとコンテンツマーケティング市場の健全な拡大・発展を推進していきたい考えだ。