企業の「健康経営」ガイドブック~連携・協働による健康づくりのススメから(改訂第1版)(PDF)

人事・給与・会計などの業務ソリューションやアウトソーシング、データセンター&クラウドサービスを展開する鈴与シンワートは、アプリからのデータをもとに社員のヘルスケア管理システム「けこらいふ」を開発。健康を経営資源ととらえ企業力向上を目指す企業を支援する。

健康を経営資源とする取り組みは、官民あげた取り組みが行われている。経済産業省は企業の「健康経営」ガイドブックも公開している。しっかりと仕事に取り組むには、心身とも健康である土台が必要であり、従業員の健康や環境を整備していくことは、生産性などの実質的な価値の向上と同様に、企業ブランディングにも貢献する。東京証券取引所と共同で行われている「健康経営銘柄」は、健康経営に積極的に取り組む企業を選定しており、市場での評価も得られる。企業の健康への取り組みは、従業員そして株主にとっても、評価すべきものだというコンセンサスを構築している。

ヘルス管理システム「けこらいふ」(公式サイト)

鈴与シンワートは自社のデータセンターにハードウェア・ソフトウェアの運用、監視するインフラで構築するS-Portクラウドからサービスやソリューションを展開している。"もっと身近なクラウドインテグレーターへ!!"を掲げる同社はユーザーのニーズに合わせたアドオンやカスタマイズも行えるのもメリットだ。同社が発表した「けこらいふ」は、"健康経営"に取り組む企業を支援するヘルスケア管理システムで、社員はiPhoneアプリをインストールするだけ。日々のアクティビティを可視化し、運動データを計測できるほか、健康診断結果のインポートや集計結果の分析など、従業員はアプリ単体で健康を健康を心がけられる仕組みを提供。セキュリティには、PINコード入力でSaaSサービスとして利用できるSSCダイアログ認証を利用している。また、連動して社員のアクティビティを"匿名"で集計・分析できる管理システムは、会社として、資産である従業員の健康を可視化できるものだ。"社員"の統計データとして傾向が見える場合は、改善を促すための目標に活用できる。