TIOBE Softwareから、2017年5月のTIOBE Programming Community Index (PCI)が公開された。TIOBE PCIは、複数の検索エンジンの検索結果から、対象となるプログラミング言語がどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。2017年5月におけるインデックスは次のとおり。
順位 | プログラミング言語 | インデックス値 | 推移 |
---|---|---|---|
1 | Java | 14.639% | ↓ |
2 | C | 7.002% | ↓ |
3 | C++ | 4.751% | ↓ |
4 | Python | 3.548% | ↓ |
5 | C# | 3.457% | ↓ |
6 | Visual Basic .NET | 3.391% | ↑ |
7 | JavaScript | 3.071% | ↑ |
8 | Assembly language | 2.859% | ↑ |
9 | PHP | 2.693% | ↓ |
10 | Perl | 2.602% | ↑ |
11 | Ruby | 2.429% | ↑ |
12 | Visual Basic | 2.347% | ↑ |
13 | Swift | 2.274% | ↑ |
14 | R | 2.192% | ↑ |
15 | Objective-C | 2.101% | ↑ |
16 | Go | 2.080% | ↑ |
17 | MATLAB | 2.063% | ↑ |
18 | Delphi/Object Pascal | 2.038% | ↑ |
19 | PL/SQL | 1.676% | ↑ |
20 | Scratch | 1.668% | ↑ |
1位はJava、2位はC言語となっているが、この2つのプログラミング言語は2016年頭から大きな減少傾向が続いている。昨年と比較して6%ほど低下しており、これまでほかのプログラミング言語と比較して大きな差を保持していたJavaとCのポイントが大きく減少している。この減少分はほかのすべてのプログラミング言語が獲得しているという。
これまではJavaとCがさまざまなシーンで活用されてきたが、現在ではそれぞれ用途に適したプログラミング言語が使われるようになっている。こうした動向がポイントに表れているのではないかとしている。