NTTデータは5月8日、グローバルシナジーの発揮による持続的な成長を見据え、世界各国のNTTデータグループの開発方法論を統合し、国内外の開発拠点で共有する取り組みを開始したことを発表した。これまで、日本ならびに海外グループ会社はそれぞれがシステム開発方法論・プロジェクト管理方法論を保有していたため、用語を含め開発の進め方が異なっていたという。

開発方法論とは、システム開発の進め方やプロジェクトマネジメントの方法を示した手順書を指し、これによって国内外のNTTデータグループ全社が同じ概念・用語で齟齬なくプロジェクトを遂行できるとしている。同社の開発方法論は、「さまざまなITサービス形態・開発スタイルに対応」「さまざまなタイプのプロジェクト管理に対応」「国際標準・デファクトスタンダードに対応」を特徴としている。

今後、この開発方法論をベースとし、全社が保有する人材リソースやナレッジをグループ内で有効活用することにより、グローバル規模で開発力のさらなる強化を図り、地域によらず高水準で一貫した品質のサービス提供を進めていく。