スマイルワークスが管理法人を務めるコンソーシアムが、中小企業庁「次世代企業間データ連携調査事業」プロジェクトに採択された。

今後「ClearWorks」や「SuiteWorks」を介して、企業間商取引におけるビジネスデータを国際水準フォーマットに変換し電子的に連動させる。多くの企業間でやり取りされる「見積」「受発注」「納品」「売り上げ」「受領」「仕入れ」「請求」「支払」の各プロセスデータなどを、取引先に対して国際標準データで受け渡しできるようになり、生産性の向上が期待される。

「次世代企業間データ連携調査事業」は、中小企業等の企業間ビジネスデータ連携について、生産性向上に資するため汎用的なデータ連携基盤構築の実証に係るモデルプロジェクト事業。

「ClearWorks」は会計処理や経理業務、販売業務、給与業務をサポートする統合業務クラウドERPサービス。「会計ワークス」「販売環ワークス」「給与ワークス」の3つからなり、各ワークス月額3,000円(2ID)、初期費用10,000円。業務を統合し、データ保全やコスト削減をサポートする。支援サービスも充実しており、導入企業の生産性向上を目指す。

「ClearWorks」サービスイメージ

「SuiteWorks」は、プロジェクト収支管理と承認ワークフロー機能が利用可能なクラウドERPサービス。複数拠点や常駐先、外出先からでも利用ができ、スマートフォンからの利用も可能。また、すべてのデータが会計と自動連動可能で、プロジェクト進行基準での仕掛計上も可能。月額30,000円(10ID)、初期費用30,000円。費用面や運用面から大企業の導入に留まっていたERPシステムを、中小企業でも導入可能なクラウドERPとして提供し、中小企業の生産性向上に貢献するという。