Googleは4月25日(米国時間)、「Our latest quality improvements for Search」において、同社が進めている検索機能の改善について伝えた。同社は検索結果が攻撃的なコンテンツや誤解を招くようなコンテンツに飛ぶことを防ぐためのいくつもの改善に取り組んでいること、ユーザーからのフィードバックを得るための取り組みを進めていることを伝えた。
Googleでは検索キーワードを入力した時に自動的に検索ワードが推測表示される。この機能によって、予期していなかったコンテンツにアクセスしてしまうことがあったとも言われている。そこで今回、この機能に対してユーザーから明示的にフィードバックを実施できるようになった。
検索キーワードを入力すると、自動的に検索ワードの推測表示が行われると同時に、右下に「不適切な予測の報告」というリンクが表示される。このリンクをクリックすると、表示された推測キーワードに対して「差別的」「露骨な性表現」「暴力的、または危険で有害な行為が含まれている」といった内容を選択できる。不適切な推測が表示されたと感じた場合、こうした報告を行うことで機能が改善される可能性がある。