大京グループの総合ビル管理事業を手掛けるオリックス・ファシリティーズ(以下、OFC)は4月21日、ビル管理業務と工事業務における検査や、新入社員を始めとする若年層の教育のため、遠隔作業支援が可能となるメガネ型端末「スマートグラス」を導入することを発表した。
同端末は、離れた場所にいるオペレーターから点検者に対し、音声による指示や支援が可能。オペレーターが赤ペンでパソコンに指示を書き込むと、現場社員がグラス画面で指示を確認できる。
また、オペレーター側から写真の撮影も可能で、カメラ映像は自動保存され、静止画の切り出しも可能だ。
同端末の使用開始は6月からを予定しており、検査業務への活用に3台、若年層教育への活用に3台を導入する。