さくらインターネットは4月17日、「高火力コンピューティング」の1つである「さくらの専用サーバ 高火力シリーズ」を時間課金で提供開始すると発表した。
同シリーズは、ディープラーニング用途に適した計算リソースとして、GPUサーバ(NVIDIAのGPU搭載)のQuad GPU Maxwellモデルを1時間267円(税別)から従量課金で利用できるほか、コストパフォーマンスを重視したモデルとしてQuad GPU Pascalモデル、また精度やメモリ帯域幅および信頼性に優れた上位モデルとしてTesla P40モデルとTesla P100モデルを提供する。
1時間当たりの料金は、Quad GPU Pascalモデルが294円から、Tesla P40モデルが349円から、Tesla P100モデルが357円から(いずれも税別)。
これにより、機械学習に取り組む学生や研究者、学術・研究機関、スタートアップ、企業など形態や規模を問わず、GPUサーバーを用いたさまざまな計算用途に利用しやすいサービスとなっている。
今回の時間課金の開始は、本格的なディープラーニングをはじめ、多様な挑戦への門戸を広く開き、後押しするものとなる。同社は、今後も高火力コンピューティングの取り組みを通じて、顧客のイノベーションを支援していく方針だ。