藤枝市とソフトバンクは4月11日、2016年6月1日付で両者が締結した包括連携協定に基づき、LPWA(Low Power Wide Area)ネットワークを活用したIoTプラットフォームを構築し、それを利用した実証実験を2017年8月から実施すると発表した。

今回、LPWAネットワークを活用したIoTサービス向けのインフラおよびプラットフォームを藤枝市内の広域で構築し、実証実験を行う。

その際、LPWAネットワークで実現する低コスト・低消費電力の通信インフラをシームレスにつなぐプラットフォームとして、他のサービス事業者も利用可能なエコシステム型のIoTプラットフォームを提供する。

実証実験では、「子どもの見守りシステム(位置情報検索や登下校確認)などの構築(2017年度提供開始予定)」「センシング技術のネットワーク化による新たなIoTビジネスモデルの検証」を行う。

両者は実証実験を行うサービス事業者を募集する。実証実験ではソフトバンクが提供するLPWAネットワークの環境を利用することができ、実証実験は2017年8月から開始、ネットワークの提供期間は3年間の予定。

実証実験のイメージ