JBサービスは4月10日、チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズと協業し、JBグループのサイバーセキュリティ対策の総合ブランド「OPTi Secure」において、チェック・ポイント製品を活用した運用サービスを5月末より提供すると発表した。
今回の協業により、「OPTi Secure」の運用サービスとして、チェック・ポイントの次世代ファイアウォール「Check Point Security Appliance」の運用監視サービスやエンドポイント・セキュリティ対策製品「SandBlast Agent」の運用サービスを提供する。
「Check Point Security Appliance」は、ウイルス・ボット・スパムなどの従来からの脅威への対策、IPSやアプリケーションコントロールなどの次世代ファイアウォールの機能に加えて、サンドボックスやファイルの無害化などの機能も備える。
「SandBlast Agent」は、高度な攻撃やゼロデイの脅威からWebブラウザとエンドポイントを包括的に保護するもので、フィッシング攻撃を遮断、パスワードの不正使用を阻止し、外部への指令C&Cサーバとの通信を検出、遮断する。
攻撃フローの全体像を把握し可視化するフォレンジック機能は、根本原因や被害の規模を詳細に把握できるため、迅速な対応と復旧が可能となるとしている。今回、「SandBlast Agent」の運用サービスが提供されるのは国内初めてとなる。
そのほか、未知のマルウェア検知、セキュリティインシデント発生時には、セキュリティに特化した運用監視機能(SOC)を持つ、JBグループの運用センター「SMAC」で簡易分析を実施し、全国のサービス拠点と連携し、初動対応を実施する。
これらのサービスはJBグループおよびチェック・ポイントの販売パートナーを通じて提供されるほか、既にチェック・ポイント製品を利用している顧客にも提供が可能。