Handy Marketingと博報堂DYメディアパートナーズ、ヤフーの3社は4月10日、メディア横断の統合マーケティングの支援を目的に、テレビとインターネットの次世代型メディアプラニングツール「Handy Media Planner」を提供することに合意したことを発表した。

「Handy Media Planner」は、ヤフーが構築した「Yahoo!メディアオーディエンスパネル」の広告接触などのデータや、10万人規模のテレビCMおよびインターネット広告の広告効果データを活用し、テレビCMとPC・モバイルのインターネット広告を組み合わせた最適な出稿パターンを提示することができるというもの。

加えて、あらかじめ決められた出稿計画におけるリーチや認知、態度変容を推計することも可能で、テレビCMとインターネット広告を同一指標で評価することにより、それぞれの最適な出稿計画を導くことができる。

「Handy Media Planner」イメージ

なお、「Yahoo!メディアオーディエンスパネル」とは、関東・関西に居住する約8,000人の調査モニターの24時間365日のテレビ実視聴データとYahoo! JAPANサイトの行動データを紐づけたYahoo! JAPANの調査パネル。

同パネルを活用することで、例えば、同一モニターのテレビCM視聴行動と検索行動の関連性や、テレビCMとインターネット広告接触の複合効果などを分析できるようになる。

「Yahoo!メディアオーディエンスパネル」イメージ

3社は、「Handy Media Planner」の約8,000人の「Yahoo!メディアオーディエンスパネル」の広告接触などのデータを含めた10万人規模のテレビCMおよびインターネット広告の広告効果データを活用し、テレビCM と PC・モバイルのインターネット広告を組み合わせた最適な出稿パターンを提示。また、あらかじめ決められた出稿計画におけるリーチや認知、態度変容を推計する。そして、テレビCMとインターネット広告を同一指標で評価することで、それぞれの最適な出稿計画を導くなど、広告主のマーケティングをより強力に支援していく。