Malwarebytesは4月5日(米国時間)、「3, 2, 1, GO! Make backups of your data! - Malwarebytes Labs|Malwarebytes Labs」において、ランサムウェアに対する有効な方法とされているバックアップに関して、確実に実行するための「3-2-1ルール」を紹介した。ランサムウェアに対しては基本的に暗号化されては困るデータをバックアップしておくことが効果的な対策と言われており、記事ではこのバックアップを確実に実施するための3つのルールを紹介している。
紹介されている3-2-1ルールは次のとおり。
- 3つの異なるコピーをとる(1つは作業しているPCの中、もう1つはクラウドのバックアップサービス、もう1つはテープデバイスなどの長期保存が可能なデバイス)
- 2つの異なるデバイスを使う(ハードディスクだけではなくほかのデバイスにもバックアップする)
- 1つは物理的に別の場所に保存する
記事ではこうしたバックアップは定期的に取らないと意味がないとしており、定期的にバックアップを実施するには作業を自動化することが効果的だと説明している。