ナビタイムジャパンは4月4日、地図編集・可視化システムとして「地図編集機能」を企業向けに提供開始することを発表した。

同機能は、ナビタイムジャパンの持つスポット情報だけでなく、企業の持つスポット情報など、多様な情報を地図上にプロットできるほか、ルート線やポリゴンなどの図形を描画する等の地図編集も可能。地図パレットや地点ピン、図形描画、アイコン画像などの配色やデザインも含めたカスタマイズ性の高さをもつ。

「地図編集機能」イメージ

これにより企業は、特定のスポットへ案内するために地図をカスタマイズしたり、地図上で特定のスポットを可視化するなど、スポットの関係性やパターン、傾向などの分析が可能となる。

例えば、店舗を持つ企業であれば、店舗までのルート上に「この角を右」のようなテキストを入れるなど、地図をカスタマイズすることで、より詳細で効果的な店舗案内ツールとして活用することができる。

また、同機能は、第一弾として同日よりエムシードゥコーへ導入しており、同社が運営・管理・販売する屋外広告媒体やその周辺にある店舗、店舗からの到達圏などの情報を追加した地図を作成し、顧客への提案に活用するなど行っていく予定だ。