グランバレイは4月4日、コストや人材不足を理由にBI(可視化)導入が実現できない企業に対し、BI環境をクラウド上に実現するBI-PaaS導入運用サービス「いきなり!BI」を提供開始した。価格は、初期費用が無料、年間利用料はQlik Sense (5Token)の場合で初年度が170万円(税別)、翌年以降が70万円(同)。QlikView (5CAL)の場合で初年度が300万円(同)、翌年以降が90万円(同)。
新サービスは、自社で専有可能なPaaS環境に、低コストかつ短期間でセルフサービス型BI環境を構築する。セルフサービス型BIのライセンス費用を含み、クラウド環境としてMicrosoft Azureを用意し、費用負担無しでクラウド環境へのセルフサービス型BIツールであるQlikTechの「Qlik Sense」または「QlikView」の構築から運用まで行う。
契約企業は専任のITサポート要員を用意する必要がなく、データを用意すれば、いち早くデータ分析を開始できるという。また、クラウドの初期導入費および月額利用費は同社が負担するため、導入コストや毎月発生するクラウド利用費を気にせず利用できるとしている。
同サービスの契約費用には、Microsoft Azureの1年間分の利用料、Qlik Senseの5token購入費及び保守費(2年目以降は保守費用のみ)、OSとQlik Senseの初回インストール費(2年目以降は含まず)、同社作成テンプレートレポート(業務別)の使用権を含む。
今後、同社は同サービスを通じて得た多様な業種業態の知見を基にしたテンプレートの提供など、利用者に対し高品質で費用対効果が高いサービスを提供するように努めていくとしている。