パナソニックは3月31日、パナソニック システムネットワークス システムソリューションズジャパンカンパニーを母体としてパナソニック システムネットワークスからの社名変更および事業分割などにより、パナソニック システムソリューションズ ジャパンを4月1日に発足すると発表した。
パナソニック システムソリューションズ ジャパンは、従来のシステムの製造、販売、SI・SE、フィールドサポート、施工、保守、運用サービスなどに加え、クラウドサービスやファイナンスを組み合わせた提供形態の提案を各業界に合わせて展開する。
具体的には、顧客のビジネス現場(ビジネスフロント)で発生する物理的な課題を解決する堅牢性などの特徴を持つパナソニックグループのコアプロダクツをベースに、長年にわたり各業界を担当してきた営業・SEが培った業務知識を元にシステムを提案。全国70拠点で、施工・保守体制を整備し、ビジネスをサポート。
また、クラウドサービス、統合ヘルプデスク・統合保守、現場の業務代行(BPO)、AI/IoTを活用した自動解析などの新たなサービスに加え、顧客の事業と資金の状況に応じた支払い方法(OPEXや成果連動型)も可能にしていく方針だ。
パナソニック システムソリューションズ ジャパンでは、コアプロダクツ、システム、施工・保守、サービスの4つの事業領域を組み合わせた「サービスインテグレーション」を提供し、日本地域の官公庁・法人の顧客に貢献できる領域を拡大していく。なお、従業員数は4500人、資本金は3億5000万円となる。