Vivaldi Technologiesは3月29日(ノルウェー時間)、「Vivaldi Makes History|Vivaldi Browser」において、Webブラウザ「Vivaldi」の最新版となる「Vivaldi 1.8」の公開を発表した。Vivaldi 1.8では履歴閲覧ビューが刷新されており、履歴データから閲覧先を選択する作業が簡単に実施できるようになっている。Vivaldi 1.8で導入された履歴ビューをデフォルトで実装した主要ブラウザは今のところ存在しておらず、Vivaldi独自の機能となっている。
Webブラウザの履歴機能は利用しないユーザーにはその存在すら知られていないが、利用するユーザーはかなりヘビーにこの機能を使う傾向がある。しかし、既存の履歴機能はそれほど便利なビューになっているとは言い難い。Vivaldiはこの部分に着目し、これまでのWebブラウザが実現していない多機能で扱いやすい履歴機能の開発に取り組んでいた。
今回、Vivaldiは履歴機能に関して、月、週、日のビューを用意したほか、グラフィカルに内容を確認できるように工夫が凝らされている。範囲を指定しての表示や検索なども可能で、過去に表示したページを再度表示する場青などに簡単にアクセスできる。