arcserve Japanは3月28日、NTTコミュニケーションズ(NTT Com)が提供するクラウドサービス「Enterprise Cloud」でArcserve UDPを利用したバックアップ/システム移行について連携したことを発表した。なお、2017年6月末まで、Enterprise CloudにおけるArcserve UDPの使用料は無料となる。
今回の連携に伴い、NTTコミュニケーションズはEnterprise Cloudの顧客に対してArcserve UDPのライセンスの月額課金提供を開始する。Enterprise CloudはOpenStackベースの共有型クラウドと、ベアメタルやハイパーバイザーを専有で利用できるハイブリットクラウドサービス。
また、Arcserve UDPは物理/仮想サーバのイメージバックアップ/リカバリを行うソフトウェアで、Arcserve独自のi2テクノロジと重複排除/圧縮の組み合わせにより、バックアップデータを最大95%まで縮減することができるという。
今回の連携により、利用者はEnterprise Cloud上で稼働するシステムを自由な設定で保護でき、オンプレミス環境からEnterprise Cloudへのシステム移行や、Enterprise Cloudを利用したバックアップ、Enterprise Cloud内での異なるサーバタイプ間でのシステム移行が行えるようになるという。