アットマークテクノは3月28日、「Armadillo-X1」の拡張インタフェースに接続して、LCD、SD、USB、LAN(ギガビット・イーサネット)などのインタフェースを評価することを可能とする拡張ボードセット「SA-AX1-EXTEVA-01」を2017年4月14日より発売すると発表した。

Armadillo X1は、NXP SemiconductorsのARM Cortex-A7デュアルコア採用SoC「i.MX 7Dual」を搭載した組み込みプラットフォーム。Armadilloシリーズの最上位モデルに位置づけられており、MIPI準拠のカメラインタフェース(MIPI-CSI)、LCD(MIPI-DSI)の他、オーディオやCANなど、さまざまな拡張に対応している。

今回の拡張ボードは、Armadillo-X1に「評価用拡張ボード」および「LCD拡張ボード(5型タッチパネル液晶)」を接続することで、各種インタフェースの評価を可能とするもの。

価格は8万円(税別)で、発売は4月14日からだが、すでに同社のArmadillo販売代理店各社窓口での予約受付を開始しているほか、今後は代理店のオンラインショップでの販売も予定しているという。

セット内容(Armadillo-X1は別売り)。右は組み立てイメージ