アルファサードは3月27日、One to One マーケティングツールである「VisitorAnalytics」をプラグインとして、同日より提供開始したと発表した。1カ月の無料期間に加え、申込み当月は無料で利用できるため、最大2カ月間の利用料が無料になる。
VisitorAnalyticsは、「Googleアナリティクス」からビジターの流入・閲覧履歴を、サイバーエリアリサーチの「どこどこJP」からアクセス元企業情報を、Six Apartの「Movable Type/PowerCMS」から名前・メールアドレス・オプトインや検索履歴を取得し、これらを組み合わせてビジター像を管理画面に具現化する製品。
また、ビジターの閲覧・検索履歴から、Movable Type/PowerCMSで作成されている記事/Webページの情報とひも付けて興味・関心のあるキーワードを自動的に割り当てることが可能。
得られたビジター情報は、タグ付け、フラグ、見込みレベル、メモによる整理が可能。また、Movable Typeの一覧機能によってフィルタすることができ、目的のビジターを絞り込み、メールでアプローチする、といった操作を容易に行うことができる。例えば、「オプトイン取得済み」「最終訪問日が三日以内」「訪問回数が30回以上」「東証一部上場」「キャンペーンページのURLから流入している」「○○に興味を持っている」などの観点などでフィルタリングできる。
このほか、ビジター情報の概要を表示するダッシュボードウィジェットや、コールバック、Data APIの機能を利用した既存フォームとの連携によって、Movable Typeを使用したウェブサイトのデジタルマーケティングをサポートする。
提供価格(税別)は、初期費用が無料、1サーバ月額3万円、マルチサーバが月額6万円。なお、利用にはPowerCMSまたはMovable Typeが別途必要となる。