Adobe Systemsがオープンソースとして提供しているテキストエディター「Brackets」最新版となるバージョン 1.9が公開された。公式Webサイトからダウンロードできる。

v1.9ではライブプレビュー機能にReverse Inspectが加わっている。稲妻のアイコンをクリックすると同梱するNode.jsによりサーバにアップせずとも編集状態のままプレビューできる高速ライブプレビュー機能だが、新バージョンではプレビューされたコンテンツのエレメントを選択するとコード側がハイライトされる。

v1.9標準実装のReverse Inspect

公式ブログには、最新のWeb開発者たちにはマルチモニタ環境が欠かせない。片方ではコードを書き、もう一方ではデザインの変化をブラウザで確認する。この2つの異なるオペレーションをコネクトすることは、Web開発者たちの生産性を加速させるには必須だとReverse Inspectを紹介している。

そのほか、検索結果から一括で全てを置換する機能やBracketsで利用できる数多くの拡張機能が並ぶエクステンションマネージャが改善されており、ダウンロード数や更新日時で並び変わる。また、拡張機能のGitHubでのサポートも発表されている。

ダウンロード数で変えられるエクステンションやテーマたち