藻類産業創成コンソーシアムは3月21日、経済産業省資源エネルギー庁の平成29年度「微細藻類を活用したバイオ燃料生産のための実証事業費補助金」における補助金事業者として継続採択を受けたことを発表した。
同コンソーシアムでは、2016年7月13日に交付決定を受けて以降、排熱・排ガスCO2・下水を利用することによる土着藻類バイオマスの高い生産量の実現、脱水・濃縮・抽出過程の効率化や抽出後の残渣再資源化の検討を進めてきたが、2017年度(平成29年度)では、これまでに得られた成果を実証するためのスケールアップ実証実験および2016年度に抽出された課題解決に向けた取り組みを進めていくとしており、以下の正会員9社と連携・共同することで、各社の特性を活かし、藻類燃料単価の削減を目指した研究・開発を進めていくとしている。
共同事業者(五十音順)
- 熊谷組
- 相双環境整備センター
- 藻バイオテクノロジーズ
- 高砂熱学工業
- 筑波大学
- 日水コン
- 富士通
- ヴェオリア・ジェネッツ
- 三菱化工機